2012年12月13日木曜日

ぷらうの発送によせて

会員の皆さんへ

近日中に、皆さんのお手元にぷらう最新号が届けられる予定です。

今回のぷらうには、3月に石川で行われる「第11回TEACCHプログラム研究会 実践研究大会in石川 2013」の詳細の案内も載っているはず。
今回の大会テーマは「つながる」
企画の段階から石川チームの面々は、「石川らしさ」を全国の人たちに届けたい、という思いでいろいろ工夫していました。その思いの詰まったホスピタリティのあふれた大会になることと思って楽しみにしています。内容ももちろん楽しみですが、正直言うと、1日目終わったところでの懇親会もとても楽しみです。石川らしさはまさにそこにあふれているような気がして(笑)。
どうぞ多くの方たちとお目にかかれることを期待しております。ぜひみんなで金沢に出向きましょう。

私自身は、1日目の実践報告のアドバイザー、2日目の分科会学齢期のコメンテーターを仰せつかり、お引き受けしました。さまざまな実践に触れる機会は、今やとても貴重で楽しみな瞬間です。そのワクワクをうまくまとめられるように、会場の皆さんと考えていきたいと思います。

ではまた。
寒い毎日が続きます。
どうぞよいお年をお迎えください。

TEACCHプログラム研究会神奈川支部
代表  諏訪利明

2012年12月2日日曜日

PEP-R研修会開催

12月1日と2日、相模原プロミティふちのべを会場にして、PEP-R研修会を実施しました。
集まったメンバーは12名。アドバンスとベイシックの2チームに分かれて、それぞれ1日目の講義、予習の後、2日目は、実際にモデルのお子さんに検査を実施しました。
つい先ほど、実施が終了し、これから昼食休みの後、結果の集計、観察のまとめを通して、
支援計画立案シートを作成していくところです。
自閉症のモデルのお子さんたちの行動は、本当にいろいろなことを教えてくれる、学ぶことが多いなあ、と感じています。
しかし、実際に目に見えるのは、気になる行動、問題になる行動ばかりですから、そこは周囲がどれだけ自閉症の人たちの感じ方や考え方にアクセスできるかどうか、支援計画を立てるにあたっては、結果もそうですが、そこが問われるというわけです。そこの謎解きをしていくことの面白さ。
わかっているようで、やっぱりわかっていなかったこともたくさんあります。評価をするたびに、新しいことに気づいていけるのは、とても新鮮で、とてもありがたいことです。

今回の研修会は今年度最後の活動でした。参加できた会員の皆さんはもちろん、今回は参加できなかった会員の皆さんも、来年度の活動にまた一層注目していただきたいと思います。楽しみにしていてください。

ではまた。
なお、来年度の活動は、3月の石川大会を皮切りに、4月に総会、講演会を予定しています。
いつもよりは、ちょっと開始時期が遅れますが、あらかじめご了解ください。総会の案内や年間予定は2月末までには会員の皆さんのお手元に届くようにしたいと考えています。
TEACCHと自閉症を学ぶ研究会として、来年度もいろいろ企画していきたいと思います。
よろしくお願いします。                               
                                       TEACCHプログラム研究会
                                       神奈川支部 代表 諏訪利明